ニュース - 2019年05月22日
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バーチャルボランティアアプリ

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parkrunでは昨年、バーチャルボランティアアプリの提供を開始しました。これにより、ボランティアの方々がスマートフォンなどのモバイル端末でタイムの計測とバーコードのスキャンをすることができるようになりました。

 

このアプリが世界中のparkrunに与えた影響や、今後の更なる普及に向けてこのアプリが果たすべき重要な役割について、parkrunの国際運営マネージャーのジェイムズ・ケンプが解説します。

 

parkrunが英国で誕生し世界各国への展開が始まった当初から、parkrunでは、手に持って使用するタイプの一般的なストップウォッチとスキャナーを使用してきました。その後、parkrunがより多くの国々に広まっていくにつれ、すべてのイベントにおいて共通で利用できる公式アプリがあったらどんなに便利だろうか、という着想が得られ、オーストラリアの開発者の協力によってバーチャルボランティアアプリが考案されました。

 

このアプリの優れている点は、タイム計測とバーコードスキャンの両方の機能をとても簡単に使うことができるということです。実際、その点についてはとても反響が良く、喜ばしいことと思っています。もちろん、parkrun参加者がリザルトを得るには、従来通り印刷したバーコードまたはリストバンド、プラスチックカード、タグに表示されたバーコードの提示が必要ですが、この新しいアプリによってイベント結果の正確性が向上し、各parkrunチームで使用する機材が削減され、機材を維持するための手間も省くこともできるようになりました。

 

そして更に重要なのは、毎年400を超えるparkrunが世界各地に新設されるにあたり、バーチャルボランティアアプリが、経費削減に大いに貢献し、すべての参加者にとって無料のイベントであり続ける、というparkrunのビジョンにも沿っているということです。

 

2017年12月、parkrunがドイツで初めて開催されました。これは、アプリのみによってイベントを実施する新しいタイプの開催国が出てきたという意味で、parkrunの歴史の中でも画期的な出来事でした。その後、ドイツ国内では、すべてのparkrunイベントが、従来のストップウォッチ、スキャナー、ノートパソコンを使うことなく行われています。

 

皆さんの中にも、ここ日本で、parkrunのイベントがアプリによって運営されていることをご覧になった方がいらっしゃるかもしれません。

 

ただ、このようなアプリのみによるイベント運営は、何もparkrunが新しく始まった国や地域に限ったことではありません。

 

オーストラリアでは新設されるすべてのparkrunが、バーチャルボランティアアプリのみによって運営されており、その他の国や地域でもこの新しいテクノロジーの導入を検討しているところが増えています。英国のparkrunの中にはアプリのみでの運営に移行したところもありますし、また従来のスキャナーとストップウォッチをアプリと併用するparkrunも増えてきています。

 

加えてこのアプリは、私たちが予期していなかった効果ももたらしてくれました。具体的には、アプリを使用することよってバーコードをスキャンできたかかどうか視覚的に判断することができるようになり、聴覚に障がいのある人もボランティアとしてparkrunに参加しやすくなったのです。

 

また、最新の改良点として7か国語に対応したということも挙げられます。このアプリは引き続き改良され、今後とも進化を遂げていく予定です。

 

皆さんも、ぜひバーチャルボランティアアプリをダウンロードして試してみてください。ご自宅でアプリの使用に慣れ親しんで、お近くのparkrunイベントでボランティアを体験してみてはいかがでしょうか。ボランティアチームにきっと歓迎されるはずですよ。

 

Androidバージョンのダウンロードはこちら:http://parkrun.me/0et1v
iOSバージョンのダウンロードはこちら:http://parkrun.me/w1pf2
ユーザーマニュアル: http://parkrun.me/4yj0m

 

parkrun国際運営マネージャー
ジェイムズ・ケンプ

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