ニュース - 2019年11月06日
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各国の初開催parkrun

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先日のインターナショナルparkrunデーにて、parkrunは誕生15周年を迎えました。イギリスのロンドンにあるブッシーパークで初めてのイベントが開催されてから15年経ったことになるのです。

 

それ以来、parkrunは全世界21か国で毎週28万人を超えるウォーカー、ジョガー、ランナー、ボランティアたちが2,000か所以上で開催されるイベントに参加するほどまでに普及していきました。

 

日本では全国に先駆けて今年4月、東京で二子玉川parkrunが初開催されました。ここで世界各国で初開催となったparkrunイベントを振り返ってみましょう。

 

1. Bushy (ブッシー) parkrun – イギリス・ロンドン

 

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すべてはここから始まりました。2004年10月2日、parkrun創始者のポール・シントン=ヒューイットに加え、13人のparkrunの先駆者たちと5人のボランティアがブッシー・パークに集合しました。その当時「ブッシー・パーク タイムトライアル」として知られていたその集まりがまさかグローバル化した大きなイベントに成長するとは誰に予想できたでしょうか。

 

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イギリスのオリンピック選手アンディ・バディリーが2012年にparkrunの世界記録を樹立したのも平坦でスピードが出しやすいこのコースでした。毎週1,000人を超えるparkrunnerたちが集まるブッシー parkrunは常にたくさんの人たちの励ましや声援であふれています。

 

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parkrunの先駆者、初参加者、海外からの旅行者など、様々なparkrunnerたちが聖地ブッシー parkrunを巡礼することはとても有意義なことであると言えます。parkrunを楽しんだ後はロンドン西部にある美しいロイヤル・パーク(王立公園)を訪れてみるのもいいかもしれません。

 

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2004年のparkrun創設10周年記念日には、初開催イベントにランナーとボランティアとして参加した当時のメンバーに、parkrunの発展に貢献したことを称えてゴールド・バーコードが贈られました。

 

2. Amager Faelled (アマーフェルド) parkrun – デンマーク・コペンハーゲン

2007年に近郊のウィンブルドンに2つ目のイベントが設立するまで、parkrunスタートから2年以上に渡ってブッシー parkrunは世界で唯一のイベントでした。その後、イギリス国内11か所でparkrunイベントがスタートし、国外へと進展していきました。

 

2009年5月に初開催されたデンマークのコペンハーゲンにあるアマーフェルドparkrunはイギリス国外初のイベントとなりました。

 

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市の中心部から南の方に位置するこのイベントは、平坦で曲がり角もほとんどないトレイルの共有地を2周するコースなので、自己ベストを狙いやすい点で大変人気があります。

 

アマーフェルド parkrun には他にどんな特徴があるでしょう?デンマークと言えば、自転車です!たくさんの自転車・サイクリストを見かけることでしょう。

 

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3. Main Beach (メインビーチ) parkrun – オーストラリア・ゴールドコースト

parkrunの発展は急速に進み、数多くのイベントがイギリスに新設され、デンマークにも更に4つのイベントが設立され、2011年4月に「毎週土曜朝の5km無料イベント」(=parkrun)がオーストラリアに上陸しました。

 

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クイーンズランド州のゴールドコーストにあるメインビーチparkrunには毎週200人以上のparkrunnerたちが集まり、ビーチやコーラル・シーと平行線の往復コースを楽しみます。このイベントはオーストラリアの数多くのparkrunツーリストに人気の目的地でもあり、世界中からの訪問客をフレンドリーなボランティアや地元の人たちが迎えてくれます。

 

オーストラリアでparkrunは成功したと言えるでしょうか?メインビーチparkrunがスタートして以来、オーストラリア国内の50万人近い人たちが780万回のparkrunイベントに参加した計算となり、今では国内のイベント数は360を超えるほどまでに幅広く発展しました(=大成功と言えるでしょう)。

 

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4. Gdynia (ディニア) parkrun – ポーランド・ディニア

2011年10月、東ヨーロッパのポーランドがparkrunファミリーに加わりました。parkrunは毎週同じ時間に開催されるという点で一定している一方、暑い夏と極寒の冬の間で気温の変化が非常に激しいため、ポーランドでのイベント開催時に一定の気候のコンディションを保つことは難しいことだと言えます。

 

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しかし、ポーランドはparkrunのアルファベットリストの「Z」を攻略する際にparkrunツーリストの間で穴場となっています。と言うのも、Zで始まるparkrunが国内にZary (ザリー) parkrunとZielona Góra (ジロナ・グラ) parkrunの2か所も存在するからです!

 

そしてポーランドでのparkrunを楽しんでいるのはツーリストだけではありません。parkrunのコンセプトは国内のランナーや地元のコミュニティにも幅広く受け入れられ、今では毎週50か所以上の場所でイベントが開催されるまでになりました。

 

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ポーランドで初開催されたのはディニアparkrunで、海事博物館からスタートし、バルト海の景色を臨む海沿いの大通りを駆け抜ける直線の往復コースから成っています。海辺で曲がり角がほとんどないため、平坦で自己ベストを狙いやすいコースです。

 

5. Delta (デルタ) parkrun – 南アフリカ・ヨハネスブルグ

 

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南アフリカは毎週のイベント参加者数からすると世界で2番目に大規模なparkrun開催地域であり、6万人を超えるparkrunnerたちが土曜朝のイベントに集まることも珍しくありません。ウォーキングが日常生活に強く結びつき、起伏に富んだ美しい地形に恵まれているという点が、南アフリカの文化にparkrunが根付いた理由だと言えるのではないでしょうか。

 

南アフリカで2011年11月にparkrunが初開催されるにあたって、現parkrun South Africaの最高経営責任者 (CEO)でウルトラマラソンランナーとして名高いブルース・フォーダイスが大きく貢献しましたが、今では200か所を超える地域でイベントが開催され、バーコードがスキャンされるまでに成長しました。暑さを回避するため、parkrunは午前8時ちょうどにスタートします。

 

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南アフリカにおけるparkrun初開催地はヨハネスブルグのデルタ parkrunでした。ヨハネスブルグから北方に位置するデルタ・パークで行われるこのparkrunにはこれまでに3万人を超すparkrunnerたちが訪れました。

 

デルタ parkrunのコースはとても冒険的で、砂地、砂利道、坂道、草地、沼地とあらゆる路面が迎えてくれます。

 

6. Lower Hutt (ローワー・ハット) parkrun – ニュージーランド・ウェリントン

オーストラリアでparkrunのイベント数が上昇傾向にある中、2012年5月、ウェリントンのローワー・ハット parkrunの初開催によってニュージーランドもparkrunファミリーに加わりました。

 

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ローワー・ハットはニュージーランドの北島にある都市で、ベルモント・リージョナル・パークのすぐ南にあり、ローワー・ハット parkrunは、ハット川の東部を往復するコースから成っています。

 

気候が穏やかな日には、平坦な川沿い5キロコースをスムーズに進むことができますが、運が悪いとほぼ半分の道のりを向かい風と共に進むことになります。

 

現在では北島と南島、合わせて20か所以上のparkrunイベントがあり、ニュージーランドの人々は変わらず毎週土曜の朝のparkrunを楽しんでいます。

 

7. Livonia (リボニア) parkrun – アメリカ・ミシガン

やがて北アメリカがparkrunファミリーに加わり、ミシガン州のリボニアparkrunが初開催され、parkrun USAの発祥地となりました。

 

このコースは大きな8の字を半分にしたループから成っていて、バイセンテニアル・パークの素晴らしい景色を見渡すことが出来ます。毎週約50~100人のparkrunnerが訪れますが、そのほとんどがparkurun後のコーヒータイムにも顔を出している人たちです!

 

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2012年6月にリボニアで始まったアメリカのparkurunは、現在25か所でイベントが開催されるまでに広まり、この先さらに開催地が増える見込みです。

 

8. Malahide (マラハイド) parkrun – アイルランド・マラハイド

2012年11月、毎週末行われる5kmの無料イベント(=parkrun)がアイルランド海を超えてアイルランドに上陸し、マラハイド parkrunが初開催を迎えました。

 

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その後、ジュニアparkrunがアイルランドで初開催されたこともあり、parkrunがアイルランド文化の一部と化した、と言っても過言ではないでしょう。

 

このイベントのコースはダブリンのマラハイド城の庭園内にあり、フィンガル郡議会のサポートを受けています。

 

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9. parkrun Kolomenskoe (コローメンスコエ) & parkrun Severnoe Tushino (セヴェルノエ・トゥシノ) – ロシア・モスクワ

2014年3月1日、parkrun Russiaはモスクワのコローメンスコエとセヴェルノエ・トゥシノの2つの公園で同時初開催されました。ロシアでparkrunがスタートしたことによって、毎週末行われる5kmの無料イベント (=parkrun) は言語や文化の壁、そして極端な気象条件すら乗り越えられることが証明されました。ロシアのparkrunでは気温マイナス40度が記録されたことがあるのです!

 

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セヴェルノエ・トゥシノparkrunはやや上り気味のモスクワ運河の堤防沿いをリンゴ畑を通って一周するコースす。一方、コローメンスコエparkrunはモスクワ川沿いのほぼ平坦なコースで自己ベストを狙いやすいかもしれません。

 

モスクワのどのイベントに参加したとしても、parkrun終了後に毎週ゴール付近で行われる地元のparkrunnerたち主催のピクニックに歓迎されることでしょう。

 

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10. East Coast Park (イーストコーストパーク) parkrun – シンガポール

2014年6月、東南アジアがparkrunファミリーに新たに加わりました。イーストコーストパークparkrunのコースは、シンガポールの南東に位置するイーストコーストパークという海浜公園の海岸沿いを通ります。

 

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この平坦な往復コースは、高湿度さえ乗り越えることができれば、自己ベストが達成できる可能性がかなり高いコースだと言えるかもしれません。

 

11. Uditore (ウディトレ) parkrun – イタリア・パレルモ

2015年5月23日 土曜日 、イタリア初のイベントとなるウディトレparkrunがスタートしました。

 

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このparkrunは公共交通機関でアクセスしやすく、美しいパレルモの街の中心部からもそう遠くない場所に位置しています。

 

平坦な路面を4周するコースで、毎週平均20人のウォーカー、ジョガー、ランナーと5人のボランティアから成っている、こじんまりとして結びつきの強いparkrunコミュニティーです。

 

12. parkrun des Dougnes (ドゥーニェ) – フランス・キュブネゼ

ドゥーニェ parkrunはキュブネゼというフランスの南西に位置する小さな街にあり、2015年6月に初開催されました。この3周から成るコースは夏になるとparkrunツーリストに好まれ、その人数は3倍にまで増加する傾向にあります。

 

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このparkrunから車で30分ほどのところには2か所のユネスコ世界遺産があります。ジロンド河口を見渡すブレイの砦、そして美しい都市「月の港ボルドー」です。

 

13. Okanagan (オカナガン) parkrun – カナダ・ケロウナ

(既にparkrunをスタートさせていたロシアに次いで) 世界で2番目に大きな面積を誇る広大な国、カナダがparkrunに加わるのは時間の問題でした。

 

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2016年8月20日、暑い土曜の朝にオカナガンparkrunが初開催されました。このparkrunは公園と多目的スタジアムであるアップル・ボウルの地点からスタートし、コースの大部分は往復することになります。

 

実際5kmのうち往復するのは2kmで、残り1kmは美しい小川の周りを通ります。このコースはほとんど平坦な道のりから成っているのでウォーキング、ジョギング、ランニングに集中しやすく、自己ベストを達成できる可能性も大いにあり得るでしょう!

 

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14. Haga (ハーガ) parkrun – スウェーデン・ストックホルム

カナダでparkrunがスタートしてからわずか1週間後、2016年8月27日土曜日にスウェーデンでparkrun初イベントが開催され、開催地はストックホルムでした。

 

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シティの北部に位置するハーガ公園がハーガparkrunの本拠地です。2周回るコースは混合の路面から成っており、冬の朝には雪に覆われたり、夏の朝には素晴らしい快晴に恵まれたり、季節にってその変化を楽しむことができます。

 

コースがある公園内にはスウェーデンの王位継承者であるビクトリア王女の住まいがあり、土曜の朝に王女が走っているのを見かけたという事例もあります(ただし、ハーガparkrunでは今のところ王女の目撃情報はありません!)。しかし、公園内で何と言っても目を引くのはコッパーテントではないでしょうか。

 

このイベントが行われる公園は、湖、芝生、森林など散策できるので、parkrun後の余韻に浸りながら土曜の朝を過ごすのに理想的な場所だと言えます。

 

15. Swakopmund (スワコプムンド) parkrun – ナミビア・スワコプムンド

2017年4月8日土曜日、ナミビアにある街、スワコプムンドにてparkrunが初開催の日を迎えました。このparkrunは南アフリカの国境を越えて行われる初イベントとなりました。

 

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スワコプムンドparkrunのコースは平らでスピードが出しやすく、舗装路に加え、大西洋に近いナミブ砂漠の端の砂の路面もウォーキング、ジョギング、ランニングして楽しむことができます。

 

16. Mbabane (ムババーネ) parkrun – エスワティニ・ムババーネ

エスワティニ にあるムババーネparkrunは、ナミビアのスワコプムンドparkrunのすぐ後を追ってスタートしました。スワコプムンドのコースは平らでスピードが出しやすいですが、ムババーネは蒸し暑く、なだらかなムババーネゴルフ場の緑の丘を通るコースとなっています。

 

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上り坂が途中に隠れた1周コースはやや「難解」だと思われがちですが、ムババーネparkrunではこれまでに1,000人を超える老若男女のバーコードがスキャンされてきました。

 

17. Tøyen (トイエン) parkrun – ノルウェー・オスロ

 

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parkrunがデンマークで定着し、スウェーデンでも広まりつつある中、ノルウェーがその輪の中に入るのは当然な流れだったはずです!

 

2017年8月、美しい都市オスロの北東部にあるトイエン公園にてトイエンparkrunが初開催されました。

 

この公園のすぐ隣には自然史博物館や、かの有名なノルウェー出身の画家エドワード・ムンクにちなんで名づけられたムンク美術館もあります。

 

映画スクリームに登場する殺人鬼が身に着けていたマスクはムンクの作品で世界的に有名な『叫び』に影響を受けたと言われています。トイエンparkrunに参加するparkrunnerたちもコース上にあるいくつかの坂道を目にしたら「叫び」たくなってしまうかも知れません!

 

18. Tampere (タンペレ) parkrun – フィンランド・タンペレ

ノルウェーのすぐ後を追って、北欧4か国目となるフィンランドで2017年10月にparkrunが初開催の日を迎えました。

 

フィンランドはウィンタースポーツの宝庫であるため、体を動かすことに人々の関心を引くにはparkrunは激しい競争に直面せざるを得ませんが、タンペレparkrunには毎週50~100人のparkrunnerたちが集います。

 

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首都ヘルシンキから北部に位置するタンペレparkrunは、ピュハ湖の岸に沿って往復するコースなので、たくさんの素敵な風景を堪能することができます。

 

そればかりか、周りをよく見渡したらフレンドリーなムーミンが見つかることもあるかもしれませんよ!

 

19. Küchenholz (クーヘンホルツ) parkrun, Neckarau (ネカラウ) parkrun, Georgengarten (ゲオルゲンガルテン) parkrun – ドイツ

ドイツはランニングの歴史が豊かで、いくつか例を挙げるとベルリンやフランクフルトのシティマラソンは世界的にも有名です。かと言って、この美しい国でウォーキング、ジョギング、ランニングを楽しむのにマラソンランナーである必要などありません。

 

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2017年12月、parkrun史上初めて、ハノーファー、ライプツィヒ、マンハイムの3つの町と都市それぞれにおいて、3つのイベントが同時初開催されました。

 

その後ドイツでparkrunの人気は急上昇し、あの歴史的な同時初開催の日から間もなく、更に7つのイベントが各地でスタートし、その後もより多くのイベントがスタートの日を迎える運びとなりました。

 

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同時初開催された3か所のparkrunコースはそれぞれ特徴があり、並木道から成るゲオルゲンガルテンparkrun (ハノーファー)、川沿いのネカラウparkrun (マンハイム)、そして州立公園にあるクーヘンホルツparkrun (ライプツィヒ)で毎週イベントが行われています。

 

20. Taman Pudu Ulu (タマンプドゥウル) parkrun – マレーシア

最後に紹介するのはparkrunファミリーの末っ子、マレーシアです。2018年4月、20か国目にparkrunを開催することになったこの国で、最初にバーコードのスキャンが始まったのは、タマンプドゥウルparkrunです。

 

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蒸し暑い気候条件もあり、parkrunは毎週午前7時30分スタートしますが、早くスタートする分、その後は市内を散策したりして過ごし、parkrunの結果が送られてくるのを時間に余裕をもって待つことが出来ます。
そして日本は21か国目としてparkrunファミリーに加わりましたが、今後新たにオランダを迎え入れる予定となっています。

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こんにちは。先週のparkrunに暖かく迎えてくれて、ありがとうございました。とっても楽しかったです。今週はイギリスのホームでparkrunします。皆さんのことを思い出しています。   Katie Pye

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今日はどうもありがとうございました。   Margaret Mehl