ニュース - 2020年08月17日

世界のスポットライト:南アフリカ共和国

Kyamandi

parkrunファミリーは世界22か国から成り立っています。その中からいくつかの国について詳しく見ていきましょう

 

今週は南アフリカをご紹介します。南アフリカ地区のマネージャー、ブルース・フォーダイスがparkrun South Africaの来歴について話してくれました。

 

2011年4月、私はロンドンマラソンに出場するためにイギリスのロンドンに滞在していました。私の古くからの友人でparkrunの創設者であるポール・シントン=ヒューイットが、私と妻のジルにマラソン前日に行われるBushy(ブッシ―) parkrunに参加してみないかと誘ってきました。

 

いつもレース前日は ゆっくり休むことにしている私は気が進みませんでしたが、ポールはとても説得力がありました。私と妻のバーコードまで印刷してくれていたのです。私たちはすぐにparkrunが大好きになりました。瞬く間にparkrunに魅了され、南アフリカでもイベントを立ち上げたいと思ったのです。

 

ポールはイベント立ち上げに際して手を差し伸べてくれましたが、予想よりも時間のかかる工程でした。しかし、2011年11月、26名の参加者と4名のボランティアによってついに南アフリカ初のベントをヨハネスブルクのデルタパークで開催することができました。この初開催イベント参加者のうち数名は、現在も引き続きparkrunを楽しんでいます。

 

Delta-pioneers

 

初開催のイベントからスポンサーがついてくれていたことは幸運なことでした。ブルーレーベル テレコムズがスポンサーとなり、その社員の数名はボランティアまたはランナーとして参加してくれました。初開催イベントが大成功に終わったとは言え、まさか私たちのparkrunファミリーが100万人を超す登録者数とアフリカ南部に約230ヶ所ものイベントを抱えるまでに成長するとは、全く想像がついていませんでした。

 

毎週parkrunに参加し続けて8年以上ともなると、印象に残っている瞬間をすべて記録しておくことは不可能です。それぞれの土曜日に心に残る場面はあるのですが、中でもハイライトはバンドが午前中ずっと演奏し続ける中、ソウェトにあるモフォロパークでイベントが初開催を迎えた時のことです。

 

Mofolo-Soweto-launch

 

parkrunが急成長 を遂げたことは、毎週の参加者数も爆発的に増えたということを意味していました。ダーバンにあるNorth Beach(ノースビーチ) parkrunでは、ある朝のイベントで2,500名もの参加者を記録し、また国内で参加者数2,000名を超えるイベントもいくつか出始め、少なくとも25ヶ所のイベントで1,000名を超える参加者を迎えるほどにまで普及しました。

 

鳥獣保護区の近くにあるparkrunイベントでは、野生動物に遭遇することも決して珍しいことではありません。ある時はHluluwe(フルフルウェ) parkrunのコースで5頭のキリンに出くわし、立ち止まったことがあります。またある時は、ライオンの群れが道路に横たわっていたため、Nkomazi(ンコマジ) parkrunに行こうとしているparkrun参加者たちの到着が遅れたこともあります。(但し、Nkomazi parkrunのコース上にはライオンは住んでいませんよ。)

 

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南アフリカには美しい砂漠のイベントがAggeneys(アッヘニアイルス)、Springbok(スプリングボック)、Kathu(カトゥー)に存在し、またBig Bay(ビッグベイ)、Nahoon Point(ナフーンポイント)、 テーブルマウンテンを一望できるMelkbosstrand(メルクボスストラント)では海沿いのイベントを楽しむことができます。

 

Melkbosstrand

 

そして、ドラケンスバーグ山脈の麓には、ズールー族のイベントであるCannibals Cave(カニバルズケイブ) parkrunがあり、ウォーキング、ジョギング、またはランニングをしながら壮大な景観を堪能することができます。

 

Cannibals-Cave-parkrun

 

ナミビアでWalvis Bay(ウォルビスベイ) parkrunが立ち上げされた際には、参加者たちが一時停止して、浅瀬で多量のイワシに群がるペリカンたちが喉袋に魚を捕まえる光景を見守るという出来事もありました。

 

Walvis-Bay

 

そうは言っても、parkrunの中心は人々であり、たくさんの人たちが自信を高め、進んでボランティアとして地域社会を支え、信じられないほどの才能を開花させている様子を目の当たりにするのはすばらしいことです。

 

南アフリカにparkrunを発足させる話ををポール・シントン=ヒューイットが最初に持ち掛けてきたとき、ボランティアの文化が根付いていないため、うまくいかないだろうと答えました。でも、それは嬉しい誤算でした。今ではアフリカ南部のエスワティニ、ナミビア、そして南アフリカに合わせて227ものイベントを抱えるほどに成長し、他にもparkrunが再開され次第、初開催を迎える予定のイベントもあります。

 

Villiersdorp-parkrun-1

 

南アフリカで一番最近立ち上げを迎えたのはムプマランガ州のTzaneen(ツァニーン) parkrunでした。世界的にイベントの一時休止が発表される直前には、ヨハネスブルク近郊のタウンシップでKwanele parkrunが初開催を迎える予定でしたが、イベント再開の目途が立つまで延期となりました。

 

将来的には国内のより多くの地方や町にもイベントを普及させていくことを望んでいます。また、アフリカ南部のその他の国々でもparkrunを立ち上げたいと考えていて、ジンバブエ、モザンビーク、ボツワナ、ナミビアはとても意欲的です。

 

parkrunはアフリカ南部の様々な地域社会に計り知れないほど非常に良い影響を与えてくれました。そして、この先もずっと毎週土曜日の朝はアフリカにとって重要な役割を担っていくことになるでしょう。

 

 

ブルース・フォーダイス
parkrun South Africaマネージャー

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