ニュース - 2020年08月31日

世界のスポットライト:ポーランド

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parkrunファミリーは世界22か国から成り立っています。その中からいくつかの国について詳しく見ていきましょう。

 

今回はポーランドです。マネージャーのヤクブ・フェドロヴィッチさんが来歴を話してくれました。

 

parkrun Polandは今年で誕生9周年を迎えました。2011年10月、ポーランド初 (そして中央ヨーロッパ初)のイベントは、北部のバルト海近くの都市グディニャで開催されました。初開催イベントはわずか5名の参加者とボランティアによって遂行されました。

 

開催当初の参加者数を見た限り、数年後にparkrunが何千人もの国民にとって週末に欠かせない行事になり得るとは全く想像もつきませんでした。

 

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数多くの人々や地域社会の貢献のおかげで、parkrunは年を経て国内の様々な地域に普及していきました。現在75のイベントが国内の大小数々の街に存在しています。

 

ポーランドで直近のparkrunイベント立ち上げは、2020年2月29日土曜日の新型コロナウィルス感染症による世界的なイベント一時休止が決定される直前のことでした。

 

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当初ポーランドのparkrunイベントには主にランナーやフィットネスに長けた人達の参加が目立ち、それは平均タイムを見ると明らかでした。この傾向はparkrun開催国の中でもポーランドが「最速」の国の一つであることを意味していましたが、年月を経て参加者の多様化が徐々に進み、parkrunの存在自体が地域で人々が集まる場所という位置づけに変わっていきました。

 

ポーランドにおいてparkrunの最大の功績の一つと言えるのは、毎週のイベント開催時にボランティアすることを奨励し、何千もの人々にparkrunにボランティアとして参加してみるよう促したことではないでしょうか。

 

2020年の始まりの頃には、4,000名を超える参加者たちに加え、500名以上ものボランティアが毎週parkrunイベントに集うようになっていました。

 

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ポーランドのparkrunコースは、海辺、湖畔、山岳付近、或いは国境付近などにあり、変化に富んだ景観を堪能することができます。森林地帯のイベントもあり、とりわけ絵のように美しい景色を楽しめます。他にもポーランドには大変ユニークなparkrunコースがいくつか存在します。

 

ユニークなイベントの一例としてご紹介するのに相応しいのはCieszyn(チェシン) parkrunです。このイベントのコースは、国境を越えて一部チェコ共和国側のオルザ川に達していますので、5kのウォーキング、ジョギングまたはランニングをしながらしばし海外に足を踏み入れることが出来てしまいます。

 

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もう一つの珍しいparkrunイベントは、ポーランド北部にあZamek w Malborkuparkrun (Malbork Castle(マルボルク城) parkrun)です。このイベントの何がそれほど特別なのかというと、13世紀にドイツ騎士団に建てられたヨーロッパ最大の城の城壁に沿って進むコースとなっているのです。

 

歴史的価値に加え、アルファベットのZから始まる地名もparkrunツーリストたちに人気があるイベントである理由の一つです。ポーランド国内にはZから始まるイベントが合計3か所にあります。先にご紹介したイベントに加え、Zielona Góra (ジェロナ・グラ) parkrunと Zalew Żyrardowski(ジラルドフスキ池) parkrunの2つのイベントがあります。

 

ポーランドのparkrunで最も重要なポイントの一つは天候だといっても過言ではありません。霜や積雪、また暑さや焼き付くような日差しなど、参加者たちは天候の変化に対応しなければなりませんので、決して退屈することなどないでしょう!

 

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毎週末のparkrun イベントは各々が特別な存在なのですが、とりわけポーランドの独立記念日を祝う11月の第2週末に開催されるイベントには、いつも以上に大勢の参加者が集まります。

 

これらの特別なイベントの一環として、parkrun参加者たちはポーランドのシンボルカラーである白色と赤色のものを身につけます。11月のイベントが一般的に「白と赤のparkrun」と呼ばれているのはそのためです。

 

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私たちが将来的に望んでいることは、parkrunを更に発展させ、parkrunの社会への貢献をより必要とする多くの場所、そして人々に広めていくことです。地域社会に共通のイベントで集まることができない、また地元住民同士でふれあう機会に恵まれない、そのような環境にあるエリアに是非ともparkrunを普及させたいものです。

 

他の開催国と同様に、ポーランドでも遠方の地域や次世代を担う子供たちに今後parkrunを提供していくことができることを願っています。

 

ヤクブ・フェドロヴィッチ
parkrun Poland

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