先週末、オーストラリア首都特別地域(ACT)、ガーンジー島、そしてマン島でイベントが再開され、世界4か国103か所のイベントで一万人を超す参加者を記録しました。創設から2011年4月に参加者数が1万人に達するまでに6年半を要したことを考えると、ニュージーランドでイベントが2度目の再開を迎えてからわずか5週間でこの記録に到達するという偉業を成し遂げたことは注目すべき点だと言えます。
そして近い将来さらに嬉しい出来事が待っています。ナミビアでのイベント再開日が11月14日、また南オーストラリア州でのイベント再開日がその翌週の11月21日に決定しました。
このような一歩前進を象徴する出来事は共に祝うべきことだと言えます。徐々に世界の様々な場所において日常を取り戻しつつあり、それに伴ってparkrunイベントも各地の規制や許可に従ってできるだけ早く再開の日を迎えられるよう準備しています。
しかしながら、必ずしも良い知らせばかりではないことも認識しています。つい最近イギリスのGreat Run Local (毎週開催されていた無料のランニングイベント)が無期限で開催中止を決定しましたが、このようなニュースは、残念ながら今のような状況が長期化すればするほど、構造化された身体活動をする機会やそれらがもたらすメリットをすべて喪失してしまう恐れがあるということに気づかせてくれます。
重要なことは、新型コロナウイルスの屋外感染に関して可能な限りのエビデンスを入手し、それらすべてを考慮した上で決断することを追求し続けていくことです。コミュニティで体を動かしたり交流を深めたりする機会を制限または排除するという決定が下される前提には、それらの活動を遂行するリスクに対してどれだけの損失が伴うかを比較することが不可欠となってきます。
最後に、parkrunのない生活が更に長期化する可能性に直面している地域の方々へ、私たちは皆さまのそばにいることを忘れないでください。実際のparkrunイベントを開催し普通に会ったりすることは今はできないかもしれませんが、デジタルの分野で引き続き開催される(not)parkrunへの参加を通じてコミュニティの結びつきを深めていきましょう。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
parkrunグローバル最高執行責任者
トム・ウィリアムズ
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