世界各地で新型コロナウイルスのパンデミックの影響が出始めて約一年が経とうとしています。地域ごとにその影響の出方に差があることは明らかですが、人々にって困難な一年となったことには変わりありません。
その一方で、ワクチン接種の開始や治療法の改善、 及びこのウイルスに関する理解が進むにつれ、今後12か月は大変前向きな状況が見込めると感じられます。
先週末の世界各地のイベントには5万2,428人の方々が参加され、そのうち2,523人は初参加者でした。これは4,915人のボランティアの方々によって実現されました。
ニュージーランドのオークランドでは、近頃クラスターが発生したことにより政府が当該都市のロックダウンを発令中で、それ以外の地域にも7日間に渡り警戒レベル2が課されています。その影響であいにく今週末(3月6日土曜日)のニュージーランド国内でのイベントはキャンセルとなってしまいますが、翌週にはまたイベントが再開できることを願っています。
イギリスの首相は先週、イングランドのロックダウン解除に向けたロードマップを発表しました。その内容を吟味し、parkrunイベントへの影響を慎重に検討した結果、ジュニアparkrunは4月11日から、5キロparkrunは6月5日から、再開する旨を先週金曜日に発表するに至りました。現時点において、その他のイギリス諸国での再開予定日は明確になっていませんが、今後は毎週金曜日にparkrun UKブログ内で イギリス版のアップデートを通じてお伝えしていきます。
南アフリカでは、日曜日に警戒レベルが1へと引き下げられたことで、規制緩和が大幅に進み、イベント再開に向けてまた一歩前進しました。しかし、屋外集会における参加人数は上限250人となっており、南アフリカ地区全イベントの3分の1以上で平均参加者数がそれを越えているため、残念ながらまだ再開の具体的な目途は立っていません。
それ以外のparkrun開催国では、各国政府が積極的に今後数か月に渡る新型コロナウイルス関連の制限措置緩和について検討する様子が見え始めています。今現在お知らせできることは特にありませんが、引き続き状況の進展を見守っていき、近い将来大いに積極的な動きが見られることに期待しています。
#loveparkrun
parkrunグローバル最高執行責任者
トム・ウィリアムズ
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