新型コロナウイルスのパンデミックの影響により、全世界のparkrunイベントが中止となってから今週でちょうど一年が経過します。
毎週お届けしているこのアップデートの始まりとなったのが、上記の2020年3月18日の告知でした。これは私たちの意思決定を明白にし、世界中のparkrunコミュニティに進化する状況を定期的にお伝えすることを目的とした取り組みでした。
この状況が丸一年も続くとは、当時誰も予想していなかったと思います。以降、世界各地の数百か所のイベントが再開できた一方、実際のところparkrunコミュニティの大半は、これまで12か月に渡ってイベント開催が不可能な状況にあります。
多くの地域では、残念ながらイベント不在の状況がもうしばらく続いていきそうです。希望の光が見えているのは確かですが、ほとんどのparkrun開催国において、現時点で再開予定日の目途は立っていません。しかし、状況は常に変化し続けています。イギリス全体にワクチン接種が着々と行き渡り、全体像は改善を続けていることから、近い将来スコットランドとウェールズに関して明るい知らせが聞けることを期待しています。
また、医療が発展し、ウイルスに対する理解が深まり、より多くのワクチン接種がオンラインで予約可能となっていることから、一年前と比較してこのパンデミックの収束に近づいていることは確かです。
先週土曜日、ニュージーランド国内全てのイベントを再開できたのは嬉しいことでした。 同時に、前向きでコミュニティ重視の屋外アクティビティとも言えるparkrun イベントを5か国472か所で開催することができ、5万6千人あまりの参加者が集まったことを改めて喜ばしく感じました。
依然として1,500以上のイベントが中止を余儀なくされているのは、確かにもどかしく残念なことですが、その一方で、日々着実に元の日常に近づきつつあると信じています。
非常に困難な状況に直面する中、parkrunコミュニティがお互いをサポートし続けている様子をこれほどまで誇りに思ったことはありません。
共にこれを乗り越えていきましょう。
parkrunグローバル最高執行責任者
トム・ウィリアムズ
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