今回のアップデートを執筆しているのは、ちょうど英国で最初のロックダウンに入ってから丸一年にあたる3月23日です。振り返ると、過去12か月の間に直面してきた大変な状況は理解しがたいものです。そして、驚くべきことは、世界のあらゆる地域でこのアップデートを読んでくださっている皆さんが、何らかの形で影響を受けたに違いないということです。
新型コロナウイルスのパンデミックを完全に乗り越えられたparkrun開催国は残念ながらまだありませんが、世界中のコミュニティがこの非常に困難な状況に立ち向かっていく過程で、人々の親切心、思いやり、そして創意工夫する様子を日々目にすることができるのは素晴らしいと感じます。
先週末、オーストラリア、日本、ニュージーランド、ロシア、ガーンジー島、そしてフォークランド諸島で合わせて453のイベントが行われ、約5万人がウォーキング、ランニングあるいはボランティアで参加されました。その他の地域のparkrunファミリーにとってこれはとても励みになることで、世界規模の新型コロナウイルス対策ガイドラインに基づいてイベントが安全に再開でき、同時にコミュニティを保護しながらparkrunのあるべき姿を実証し続けています。
それ以外では、4月から5月にかけて英国各地で再開予定のジュニアparkrun、並びに6月にイングランドで再開予定のparkrunイベントの準備が続いています。これらのプロジェクトは前向きに進んでおり、parkrun参加者の皆さんおよび各イベント開催地の土地所有者から、イベント再開に向けて喜びの声を頂き大変光栄に思いす。
しかし、イングランドのジュニアイベントを予定通り4月11日に再開するためには、3月25日までに各開催地土地所有者からの許可を受けていなければならないということをご理解ください。
英国以外の地域では、今後数ヶ月以内にイベントが再開できる見通しは立っていませんが、日々状況は変化しており、再開に適した状況が整い次第すぐに行動に移す事ができるように準備しています。
皆さんのparkrunに対する変わらぬ情熱に感謝いたします。
parkrunグローバル最高執行責任者
トム・ウィリアムズ
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