柏の葉parkrunは2019年6月8日(土)8:00にスタートしました。約8ヶ月の中断もありましたが、2周年を前に69回まで回数を伸ばし、2周年にあたる6月の第二土曜でちょうど70回開催したことになります。
柏の葉parkrunはそう大きな規模のparkrunではなく、アクセスがいいとも言えませんが、2019年から2020年2月くらいまでは実に様々な地域と国の方々が柏の葉公園に集まってparkrunに参加をしてくれ、その魅力が世界中に広がっていることを認識しました。私のStravaも随分国際的になりました。彼らとはお互いのアクティビティにいいね(Kudos)を送りあっていますが、また彼らが柏の葉parkrunにきてくれる未来が楽しみです。
70回開催していると、柏の葉parkrunコミュニティ内でもお互いを知る機会が多くなりました。学校が同じ、職場が同じということではなく、ただ土曜日に集まってparkrunをしているというだけの関係性は時に心地よさも感じます。タイムやランニングシューズの話題が盛り上がり、早くゴールしたランナーのみなさんも(少し物理的な距離を置いて)テイルウォーカーのゴールを見守っているのは柏の葉parkrunの特徴のひとつであると思っています。(もちろん、義務ではありません!)
年齢を重ねるにつれて、交友関係は広げにくくなる側面が強いですが、parkrunに関わるだけで知り合いが増えるのは不思議でもあり、とても素敵なことだと思います。参加者のみなさんだけではなく、イベントディレクターの知り合いが各地にできたことも同様に素敵なことです。こちらも少し先の未来にはなりますが、各地のparkrunの雰囲気の違いを体験することも楽しみです。
2020年は、世界中の誰にとっても変化が強いられた年で、その変化は今も継続し、これからもさらなる変化が求められる状況になりました。中断はあったものの、その中でも柏の葉parkrunは感染症対策に万全の注意を払いつつ、変わらず開催していくことを心がけています。
中断期間は、自分にとってparkrunが何なのかを考える機会となりました。土曜日の朝、準備をしてコースを走るというだけの単純なことではありますが、「土曜日の朝にやるべきことがある」ということが意外と自分の精神に影響を与えていることを認識できました。そこに参加してくれるコミュニティが加わることで、その影響は大きくなっており、柏の葉parkrunに関わるみなさんにとっても意味のある時間になっていると感じます。生きていくためには変化から逃れることはできませんが、一方で変わらずparkrunを開催していくことが自分や他のみなさんの心の支えに少なからず繋がっていくのではないかと思います。
2周年まで開催を続け、これからも変わらず運営できていくことは参加者のみなさんやボランティアのみなさんの協力が源であることは明確です。協力的で、すばらしくフレンドリーなボランティア常連のみなさんが、柏の葉parkrunをよりよいparkunにしていることには疑いの余地はありません。この場を借りてお礼を申し上げるとともに、parkrun開催後のリザルト処理、SNS作業に理解を示してくれる奥さんと子供達にも最大限の感謝を送りたいです。
2年2ヶ月前、家のポストに投函されたparkrunボランティアの説明会チラシを読んだ時は、まさか自分が70週もボランティアを継続するとは全く考えていませんでした。が、おそらく次の土曜の朝も早く起きて、parkrunのコースを試走し、ボランティアをしながら参加者のみなさんの写真を撮っていると思います。またparkrunが終わったら、朝食をみなさんで食べましょう。それはそう遠くない未来に戻ってきます。
柏の葉parkrun イベントディレクター
池谷 健治郎
今週はparkrunアンバサダープログラムの10年を振り返ります。 アンバサダーの役割はより多くの人々がparkrunとつながり、知識を共有し、コミュニティの健康と幸せをサポートすることを可能にしました。 …
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