2021年11月ボランティアアップデート

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11月のボランティアアップデートへようこそ。

 

世界各地で引き続き数々のイベントが再開しており、新規のイベントが23のparkrun開催地域でスタートします。イギリスでは創設以来初めて、ある週末にparkrunとジュニアparkrun合わせて1,000を超すイベントの開催を記録しました。また、ドイツ、日本、北欧諸国でも史上最多のイベント数の開催が記録されました。

 

一方で、未だイベントが再開できずにいる、または一時休止を余儀なくされている地域の皆さんやイベントチームの気持ちを察し、全てのイベントが一日も早く再開できるよう、私たちも引き続き努力し続けています。

 

ボランティアに関する統計結果

 

parkrunが数多くの素晴らしいボランティアによって成り立っていることを忘れてはなりません。以下にボランティアの多大な貢献を示す統計の一部をご紹介します。

 

  • 2021年7月以来、これまで12万1,723人が合計39万回あまりのボランティア回数を記録しました。
  • 3万人以上のボランティアは、これまでparkrunイベントでボランティアを経験したことのない方たちでした。
  • そのうち7,145人は、これまでparkrunにウォーキング、ジョギングまたはランニングで参加したことのない方たちでした。

 

みなさんが、ボランティア経験からやりがいを感じ、parkrunファミリーに貢献することを通じて活気づけられていることを願っています。(確実にアンケート結果はそう示しています!)

 

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みなさんの周りにボランティアに興味を持っている方がおられましたら、ぜひ土曜日(parkrun)または日曜日(ジュニアparkrun)の朝のイベントに誘ってみてください。もうご存知のとおり、ウォーキングやランニングで参加に限らず、ボランティアとして参加することでもparkrunからたくさんのメリットを享受できるのですから。

 

コースの逆走について

 

過去には、年に一度の特別な機会などに、一部のイベントがコースを逆から走ることを試みたりしていましたが、現在はそれが許可されなくなった理由をここでご説明します。

 

保険の都合上、新しいコースはそれぞれリスクアセスメントを行い、登録を済ませなければなりません。「逆走」のコースは、リスクの可能性に変化を伴うため、新しいコースとみなされます。例えば、自転車道のコースとの交わり方が変わったり、急な登り坂が下り坂になったり、見通しの悪い曲がり角の危険性がより高くなってしまう、などが挙げられます。数多くの逆走コースのリスクアセスメントを行うのは大変時間のかかる作業です。

 

更には、簡単そうに聞こえるかもしれませんが、コースを逆に走るためには、誘導用のサイン表示が追加で必要になることも十分に考えられます。これらの理由から、イベントチームは「シンプルに」を心がけ、通常通りのコースを使用するようお願いします。(それでも興味がある方は、(not)parkrunでご自分の都合がいい時間に逆走コースを試してみるのはいかがでしょうか。)

 

クリスマスと元旦を含む「スペシャルデー」のイベント開催

 

1年を通じて2日間、各イベントは通常のparkrunイベント開催日以外にもイベントを催行することができます。それらは元旦と、各国に特有の「スペシャルデー」です。イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、イタリア、デンマーク、フランス、そしてシンガポールでは、スペシャルデーはクリスマス当日の12月25日とされています。(これは2004年にBushy (ブッシ―)parkrunが最初にクリスマスparkrunを催行したことが原点となっています。)日本のスペシャルデーは「みどりの日」です。

 

今年は12月25日と年明けの元旦が共に土曜日に当たるので、当然ながら例年とは少し状況が違います。スペシャルデーと元旦にイベントを開催するかどうかの選択は、各チームに委ねられています。イベントの催行の有無は、こちらの「スペシャルデーの概要」のページに掲載しています。

 

ボランティアマイルストーンTシャツ

 

先月からボランティアの新たなマイルストーンTシャツ(jv10, v50, v100, v250, v500)の受注がスタートし、これでウォーキング、ジョギング、ランニング参加とボランティア参加の同じ回数毎にマイルストーンクラブ(及びTシャツ)が設定されたことになります。

 

ありがたいことに、これらのTシャツは大変好評で、これまでに入った4,000枚あまりの注文の中には、なんと16枚のボランティア500 Tシャツも含まれていました!また、ここ数週間で、これらの新しいマイルストーンTシャツを世界各地のイベントで目にする機会が増え始めたことを嬉しく思っています。

 

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尚、ご自身のparkrun プロファイルのページにログインすると、マイルストーンへの到達過程を確認したり、Tシャツの注文をすることができます。

 

ボランティア募集メールを配信登録

 

ボランティア募集メールの配信登録をされていない方は、ぜひ次回のリザルトメールまたはボランティア参加の感謝メールを受信時に登録することをお勧めします。「Volunteer Opt-in」(下図参照)のボタンをクリックするだけですので、とても簡単です。

 

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その後、登録済みイベントのボランティア募集情報がメールで届くようになります。

 

ボランティアハブ

 

毎回ご紹介していますが、このアップデートを読んでくださっている機会に、ぜひparkrunでボランティアする際に役立つ情報がが満載のボランティアハブをご覧ください。更に、イベント開催時に必要なボランティアの役割についての詳細はparkrunの指針でお読みください。

 

またparkrun安全ガイドハブには、イベントに参加する子供たちや社会的に弱い立場にある方たちの安全を確保するための必要事項が記載されていますのでご参照ください。

 

parkrunボランティア:オルウィン・ダンさん

 

「今朝Ringsend(リングズエンド)ジュニアparkrunでボランティアしてきました。秋晴れの空の下、たくさんの子供たちとボランティアの笑顔であふれる素敵な日曜日の朝を迎えられました。」

 

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今月も最後までお読みいただきありがとうございました。来月次回のアップデートをお届けする日まで、世界各地でみなさんが安全でアクティブに過ごされることを願っています。お近くのイベントが再開済みでしたら、週末お会いしましょう。

 

 

parkrunグローバルオペレーションマネージャー
ジェームズ・ケンプ

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