4月のボランティアアップデートへようこそ。
今月のアップデートをお届けするにあたって、ついに全世界のparkrun登録者数が750万人を超え、また3月の日曜日に371ヶ所でジュニアparkrunイベントが行われ、これまでのイベント催行数の記録更新という素晴らしいマイルストーンに達成したことを報告します。
犬の参加についての変更
再度お知らせしますが、犬と一緒に参加する際のルールに変更がありました。4月2日(当日を含む)から、参加者が犬と一緒にイベントに参加する場合、ウエストリードの使用を許可しないことを決定しました。犬と一緒に参加する際の新たなルールは以下のとおりです。
「参加者一人につき一匹の犬は、短い手持ちの収縮性のないリードでつなぎ、常に参加者の側の手に届く範囲にいなければなりません。他のparkrun参加者をつまずかせることがないよう、細心の注意を払わなければなりません。」
尚、4月2日以降のイベント開催時には、初参加者の歓迎とイベント前の説明の際、毎回このルールについて言及する必要があります。このルールを守れていない参加者がいた場合、イベントチームは該当者と慎重に話し合い、今後は参加記録が無効になってしまう旨を伝えてください。
この新ルールを守れていない参加者に関し、イベントチームにはその都度、WebFMSのインシデント報告(menu – record incidents)を提出するようお願いします。必要に応じて本部で対処しますので、これらの参加者のリザルトを削除しないでください。
イベント開催地の一般利用者への配慮
イベントが行われる公共空間を一般利用者と共有し、独占使用しない、というのは、parkrunで常に中心となる原則の一つです。週末の朝、公共空間を利用する権利は誰にでもあります。従って、parkrun参加者が一般の利用者に配慮してイベントに参加することは非常に重要です。
イベント当日、ボランティアチームはparkrun組織の代表ともいえる立場にあるので、イベント前のブリーフィング時やコース上などでこの原則の重要性について言及し、参加者全員に再認識してもらうことが必要です。一般利用者にparkrunイベントの催行について丁寧に説明することで、起こり得るトラブルも最小限に抑えることができるはずです。
世界のparkrunパートナーアップデート
ご存じのとおり、parkrunがどなたでもずっと無料で参加できるイベントとして毎週開催できるのは、私たちの大切なパートナーであるスポンサーのおかげです。今月は、新たなパートナーシップに関してお知らせします。
アイルランドでは、Lidl(リードル)が生鮮食品を供給する公式パートナーに加わりました。Lidlは、この先イベントを訪問したり、parkrun参加者専用のクーポンを提供したりしてくれます。
また、オーストラリアとニュージーランドの両国では、Polar (ポーラー)が公式パートナーに、またオーストラリアのみで、Blue Frog (ブルー・フロッグ)が公式サポーターに、それぞれ加わりました。
最後に、イギリスでは、De’Longhi(デロンギ)が公式コーヒーサポーターとしてparkrunファミリーに新たに加わり、国内のイベントをキッチンカーのカフェで巡回予定です。また、つい最近フィットネスアプリのWithU(ウィズユー)が公式デジタルフィットネスパートナーとして加わることが決定し、parkrun参加者向けのスペシャルコンテンツがこれから提供される予定です。
今後あちこちのparkrunイベントで、これらのパートナーを身近に感じられるようになるのが楽しみです。
ボランティア・マネージメントシステム
ボランティア当番表にボランティアの名前を追加する方法は3通りあります。‘Search vols’タブでは、追加するボランティアの名前またはparkrun IDを入力したり、 ‘top 10 stalwarts’(過去12ヶ月で最も頻繁にボランティアとして貢献した10名)タブや‘recently active’(‘top 10 stalwarts’を除いた最近4週間以内にボランティアとして貢献した参加者)タブから特定の参加者を検索し、ドラッグ&ドロップの操作で簡単に該当する役割に名前を追加することができます。
ドラッグ&ドロップ機能を使う場合、まず画面右端の’order’のドロップダウンメニューをクリックします。(下図参照)
そして、ドロップダウンメニューから該当するテンプレートを選択します。(下図参照)
新たなデバイスからWebFMSにログインする場合、その都度この手順に沿って選択し、ユーザー設定する必要があります。
タイム計測係
今月も引き続きボランティア動画シリーズを通じて、parkrunイベントの開催に欠かせないボランティアの役割についてご紹介していきます。
今回は、注目するのはタイム計測係です。この役割を分担することに不安を感じる方もいるようですが、動画の説明にあるように、イベントの中心的な存在として貢献できますし、バーチャルボランティアアプリのおかげで、タイム計測はとても簡単にできるようになりました。
parkrunでボランティアすることの喜びをより多くの方に知っていただくためにも、ぜひイベントのホームページやご自身のSNS上でこの動画シリーズを共有してください。各動画の終わりに、行動喚起のためにボランティアとして参加する方法をいくつかご紹介しています。
parkrunボランティアのご紹介
イギリスの Melksham(メルクシャム) parkrunのシェインさん
私が初めてメルクシャムparkrunに参加したのは2017年12月23日のことでしたが、今ではすっかりホームparkrunとして定着しました。最初はランナーとして参加していたのですが、後にボランティアとして参加することにのめり込んでいきました。
その後、イベントのコアチームの一員となり、「押韻のランディレクター」として知られるようになりました。人々がより健康的になっていくのを目の当たりにし、その過程をサポートできることほどやりがいを感じられることは他にないと思っています。だからこそ、蛍光ベストのヒーローたちは、毎週とても重要な役割を担っていると言えるのです。
昨年末、私はイベントサポートアンバサダーになりました。コアチームのメンバーやランディレクターから学んだり、parkrunをよりすばらしいものにするために、最善の方法や色々なアイデアを共有できる機会が得られるこのボランティアに携わることでき、大変光栄に思っています。自分自身のparkrunの軌跡、そしてこれまで関わってくれた方々、すべてが私の誇りです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ボランティア、ウォーキング、ジョギング、ランニング、あるいは観覧、どのように参加されるにしても、世界各地で皆様が今月も大いにイベント参加を楽しめますように。
parkrunグローバルオペレーションマネージャー
ジェームズ・ケンプ
2020年夏、コロナ禍中で娘と共に夫を看取りました。喪失感に陥る中、私の朗読表現活動、娘のピアノ演奏活動も休止状態が続き、引き篭もる日々が続きました。 そんな時、娘がたまたま加入したばかりのVitality…
サイモン・トビンさんは医師として1週間を通じて毎日何百人もの人々と会話をしていますが、大勢の前でスピーチをするのは苦手で緊張すると吃ってしまうほどでした。しかし、parkrunボランティアに参加したことで大勢の人と話すこ…