今週、ニュージーランドのparkrunは10周年を迎えます。2012年5月5日、89人が最初のイベント、Lower Huttの川岸に集まりました。
リアンさんとノエルさんは、ロンドンのブッシーパークで、親友でもありparkrun創立者のポールから、parkrunについて聞きました。ロンドンからすると地球の裏側である国でparkrunを広められるか計画され始めてから実際に始まるまで3年もかかりましたが、これは人々の人生を変える事になりました。
2012年、ニュージーランドの平均フィニッシュタイムは、27分44秒でした。2022年現在は32分35秒です。この数字は私たちが祝福するべきもので、参加への障壁を低くし、より多くの運動を日常としていない人たちが参加するようになったことを示しています。
過去10年、多くの人たちが交流するようになり、健康的な生活習慣を習得しました。parkrunがどのように人生を変えたかを、ニュージーランド初のparkrunイベントに参加した人たちから聞きました。
ケントさんとアマンダさん
ケントさんとアマンダさんの娘たち、マヒアちゃん(11歳)とジョージアちゃん(9歳)はparkrunとともに成長しました。parkrunは家族4人が健康的な生活習慣を身につけるのに役立っています。
ケントさんとアマンダさんは、初イベントLower Hutt parkrunの参加者で、アマンダさんはジョージアちゃんを妊娠中もparkrunで走り続け、parkrunは週末の家族の日課となりました。
ベビーカーを押して参加、それから歩くようになり、さらに親子で一緒に走るようになり、時には親子3代で歩いたり走ったりと、parkrunは常に家族の中にあります。ケントさんは、「parkrunは良い週末をスタートするのに最適だとみんなから聞くよ。」と言っています。
「家族で人や他の家族と交流できるから、身体の健康とメンタルの両方にとっても良いよ。」
「マヒアは100回以上、ジョージアは50回の参加を超えたところ。娘たちはこれに加え100回以上はベビーカーに乗って参加しているんだ 。」
「それ以外に、娘たちと3周のコースの1周や2周だけを歩いたことも何回もあるよ。」
「parkrunは、親として子供達に健康的な習慣を身につけさせるのに最適だよ。」
「子供達に運動することは簡単で楽しく、人々と交流することでもあるということを教えられるよ。それに習慣であることも。土曜日はparkrunが当たり前になっているんだ。」
アマンダさんは、子供達とparkrunに参加することは絆を強める事にもなっていると言います。
「コースを回っている間、何にも邪魔されず子供たちと話すことが出来るわ。parkrunがなかったらベットでゴロゴロして一日中パジャマでいるわ!」
一家は毎週parkrunに参加するに連れ新しい友達ができました。さらに新しい友達をparkrunに誘っています。
「近所の家族もparkrunに参加するようになりました。子供同士で話しながら一緒に歩くようになり、素敵な環境です。」
ブルースさん
parkrunする人は、どのparkrunイベントに行っても友達だよ。ただ、まだよく知らないだけ。ブルースさんは、毎週無料のコミュニティイベントに参加し続ける事によって、国中にたくさんの友達ができました。
「僕には40年、50年来の友人が多くいるし、家族や仕事仲間もいる。だけどparkrunは少し違うんだ。土曜日にTシャツと半パン、運動靴を履いてparkrunに行くと、医者、清掃員、議員など、どんな人が隣にいるか想像がつかないよ。」
ブルースさんはニュージーランドの初parkrun参加者で、現在はGreytown Woodside Trail parkrunの近くに住んでいます。幸い仕事の関係で、今でもLower Hutt parkrunsに参加することもあります。
「parkrunは僕の人生を変えたよ。いや、みんなの人生を!」
「妻のフィオナはparkrunを始めてから比較的日が浅いけど、Greytown parkrunのコミュニティにすっかり馴染んでいるよ。時々、parkrunがなかったら僕たちは何をしているだろうと話すことがあるよ。フィオナは僕と同じようにparkrun大ファンで、カップルとして共通の趣味があるのは良いことだよ。」
ブルースさんは、parkrunを通して、毎週土曜日の経験をともにすることがなければ出会うことがなかった人たちと交友関係を広げています。
「Greytown parkrunで、フィオナが他の参加者とウォーキングしている人と話していたら、なんとうちのすぐ近所に住んでいる人だったんだ。今では、僕らは家族ぐるみの付き合いをしているよ。parkrunがなかったら出会わなかったかもしれないね。」
parkrun大ファンで経験豊かなブルースさんでも、初めてparkrunイベントに参加した時のことを鮮明に覚えています。
「幸い、リチャード(最初のイベントディレクター)を知っていたけど、緊張したし、どんなものか知らなかった。でも、第一回目のイベントからparkrunが大好きになったよ。」
この週末が10周年でも、あなたにとって初めてのparkrunでも、2004年のブッシーパークからparkrunは、人々が交流する場であることは同じです。あなたも参加してみますか?
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