もうご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちはここ最近、活字を通してparkrunをお届けするための新たなプロジェクトに取り組んでいました!
これまでの一般的な 「ランニング」雑誌とは一味も二味も違った画期的な視点から、今後parkrunマガジンをお届けしていきます。parkrunの趣旨に沿い、包括性や多様性を尊重し、励ましや思いやりの感じられる内容に焦点を当て、この雑誌を通じて、身体活動に対する表面的なイメージを覆すことに努めていきます。
この雑誌は6月第一週目の週末から、イギリスの大部分のparkrunイベントで配布され始める予定です。尚、現段階では実験的な試みですので、雑誌の配布はイギリス国内のみとなります。将来的には、配布エリアをその他の国と地域に拡大することも視野に入れています。
parkrun新型コロナウイルス対策ガイドラインに関する変更点
最近の状況として、parkrunが開催されている大部分の国と地域で新型コロナウイルスに対する規制緩和が進んでいることに伴い、これまで単独の項目となっていた新型コロナウイルス対策ガイドラインを凝縮させ、ボランティアハブ内に移行させました。
数多くのイベント開催地で、イベントの遂行に影響を及ぼすようなコロナ関連の法的な規制はすでに撤廃されていますので、それらのイベントはすべて平常に戻ることができます。
実際的には、着順トークンの整理をイベント後のカフェで行ったりすることが再び可能となり、ボランティア用のベストをイベント開催毎に洗濯したり隔離したりする必要がなくなりました。
バーコードのスキャンに関しては、引き続き5キロイベントでは参加者50名当たり一名、ジュニアイベントでは参加者25名当たり一名のバーコード・スキャン係がそれぞれ妥当だと考えていますが、これはあくまでも私たちが推奨する比率であり、必須条件ではなくなりました。
バーチャルボランティアアプリにparkrunバーコードを登録する手順
バーチャルボランティアアプリを必要とするボランティアの役割を担当する際に、ご自身のparkrunバーコードを未登録の場合は、以下の手順に沿って登録してください。
まずバーチャルボランティアアプリを開き、画面右上の歯車のアイコンをクリックした後、「スキャンする」の指示に従って、ご自身のバーコードをスキャンしてください。
すると、スマートフォンにご自身のparkrun IDが登録され、次回からバーコードスキャン係、またはタイム計測係としてボランティアされる際、リザルトの提出時に情報を再登録する必要がなくなり、ご自身とイベントチームの手間を省くことができます。
コース誘導係
今月も引き続きボランティアの役割をご紹介します。今回注目するのはコース誘導係です。この役割は、コース上で参加者を誘導や応援をしながら、障害物や危険となる箇所では注意を促します。インシデントの発生時にはランディレクターに報告し、また一般の公園利用者にイベントが開催中であることを知らせる役目も担っています。
ボランティアの紹介のみならず、他にも数多くの参加者の素晴らしい体験談で満載ですので、是非parkrunのYouTubeチャンネルで動画シリーズをご覧になってください。
WebFMSのボランティア当番表コメント(Event Narrativeの機能)
WebFMS内、volunteer rostersにある「event narrative」 タブは、ボランティア当番表に関連する各操作を行った日時と担当者を含む履歴が表示されます。右上にあるadd a commentで、コメントを追加することもできます。イベントチームは当日スムーズにイベントが遂行できるよう役立つ情報を予め記録しておくことができます。
例として、コース誘導係を特定の場所に配置する、初参加のボランティアに役割を説明する、イベント前のブリーフィングでマイルストーン達成者を祝福する、などが挙げられます。コメントは、event narrativeのタブの画面上だけでなく、ボランティア当番表を印刷するとその下部にも表示される便利な機能です。
parkrunボランティアのご紹介:ブリジットさん(アイルランド、トラリー parkrun)
「parkrunで初めてボランティアをすることになっていた当日の朝、とても緊張していたのを覚えています。未知の世界に足を踏み入れようとしていたのですから!でも、いざ経験してみると想像以上に簡単だったので、数週間後、そのまた数週間後にも再度ボランティアし、その後も度々ボランティアとしてイベントに携わってきました。
parkrunは毎週世界中で何万人ものウォーキング、ジョギング、ランニング、またはボランティアでの参加者と共に行われているので、私自身も世界のparkrunコミュニティのその一員として参加できることを誇りを思います。」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ボランティア、ウォーキング、ジョギング、ランニング、あるいは観覧、どのように参加されるにしても、6月も世界各地で皆さんがparkrunを大いに楽しまれることを願っています。
parkrunグローバルオペレーションマネージャー
ジェームズ・ケンプ
2020年夏、コロナ禍中で娘と共に夫を看取りました。喪失感に陥る中、私の朗読表現活動、娘のピアノ演奏活動も休止状態が続き、引き篭もる日々が続きました。 そんな時、娘がたまたま加入したばかりのVitality…
サイモン・トビンさんは医師として1週間を通じて毎日何百人もの人々と会話をしていますが、大勢の前でスピーチをするのは苦手で緊張すると吃ってしまうほどでした。しかし、parkrunボランティアに参加したことで大勢の人と話すこ…