2022年7月ボランティアアップデート

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先月のボランティアアップデートの発行後、世界では合わせて100万以上のウォーキング、ジョギング、ランニング、ボランティアでのイベント参加が新たに記録され、parkrunは世界規模で人々に運動する機会を与え、健康の増進に大きな影響をもたらし続けています。

 

同時に、人と人との繋がりが豊かな地域コミュニティを数多く構築するための機会ともなっています。

 

イベント準備係

 

今月も引き続きボランティアの役割をご紹介します。今回注目するのは、イベント準備係です。この役割は、ランディレクターがイベント開始前の準備をする際に補佐します。主に、コース上に目印や標識などを設置したり、スタート・フィニッシュエリアの準備をしたり、順路が分かりやすいよう折り返し地点などに三角コーンを設置したりします。

 

イベント準備係は、まだparkrunでボランティアしたことのない方にも簡単に出来ますし、ボランティア参加としてカウントもされます。尚、この役割が当日コース状況確認係と兼任された場合、両方の役割で1回のボランティア参加とカウントされます。

 

parkrunにボランティアとして携わる方法が数多くあることをより多くの方に知っていただくためにも、ぜひSNS上でこのビデオやその他のボランティア動画シリーズ(YouTube)をシェアしてください。

 

インシデント

 

イベントが安全に遂行されることはparkrunで最重要事項です。それゆえに、私たちはイベントチームにすべてのインシデントを報告するよう協力を求め、そこから貴重な見解を得て、各イベント及びparkrun全体におけるリスクのパターンを調査しています。報告を受けたインシデントは、毎週一件ずつ調査され、各インシデントは、人間関係、体調不良やケガ、イベント運営関連、または安全対策のそれぞれ、または複数のカテゴリーに分類され、その重大性も評価されます。

 

すべてのインシデントは、リザルト処理する前にWebFMS上にポップアップするインシデント報告を通して記録するようにしてください。もしリザルト処理終了後に報告すべきインシデントが発覚した場合、’record incidents’ をWebFMSのメニューから選択して報告することもできます。

 

報告するインシデントが複数ある場合、1通の報告書に記載するのは1件のインシデントに限定し、‘Add Additional Forms’を選択して、追加の報告書に別のインシデントの詳細を記載してください。

 

更に、報告する際にはできるだけ詳しい情報を適切かつ簡潔に記入するように心がけ、特にインシデントに関わった当事者の名前とparkrun IDを可能な限り記載してください。重大性が高いインシデントの報告書は、後に再度参照する必要が出てくるかもしれません。

 

報告されたインシデントに関して、更なる調査が必要だと判断された場合、parkrun本部から連絡を受けることがあります。同様に、イベントチームの方からもインシデントに関する追加情報などをイベントサポートチーム宛に連絡することもできます。インシデントの評価後、あるいはすべての事後調査が終了次第、それぞれのインシデント報告書は参考記録としてシステム上に保存されます。

 

インシデントが頻発する場合、リスクを軽減させるためにはリスクアセスメントを見直したり、コースの変更を考慮してみることが役立つかもしれません。

 

parkrunは、人命に関わる事態や、直接的に個人の安全を脅かすような状況を、重大インシデントと定義します。あなたのイベントで緊急事態が発生した場合、parkrunの重大インシデント対応手順に従って状況に対処し、イベント開催日にはいつでも連絡可能な緊急時連絡先電話番号(050-3101-4172)に速やかに連絡することが非常に重要です。

 

今後も引き続き、すべてのインシデントを記録するようにしてください。これらは非常に貴重な情報源となります。

 

parkrunでの介助犬の参加に関するルールの変更点

 

犬をウエストリードに繋いでparkrunに参加することに関し、近頃ルールに変更点があったことを踏まえて、介助犬が参加する場合のルールへの調整を行いました。

 

介助犬が参加する際、別途で適用される調整事項の全詳細は、ボランティアハブの犬の参加に関するルールにて閲覧可能です。

 

イベントチームによるリザルトの削除

 

parkrun参加者のリザルトを記録することはparkrunの基本原則の一つですが、稀にリザルトを削除せざるを得ない状況に出くわすことがあります。

 

単純なスキャンミスが原因の場合もありますが、参加者が行動規範に違反していると判断された場合、私たちはリザルトを削除する権利を保有します。例えば、保護者の付き添いなしで繰り返し5キロイベントに参加している11歳未満の子供、反社会的な振る舞いをしている参加者、犬をウエストリードに繋いでいる参加者などが削除の対象になる事例として挙げられます。

 

参加者の行動規範に違反が見られた場合、イベントチームは自分たちでリザルトの削除を行わないでください。すべての場合において、まず当該参加者(並びに必要に応じてその保護者)とできる限り直接その状況について話し合うようにしてください。

 

ほとんどの状況下で、違反回数が一回目の場合はリザルトは削除されるべきではありません。起こったインシデントは、関わった参加者と問題の内容を詳細にWebFMSに記録してください。繰り返し同じ違反があった場合、再びインシデントの詳細を提出し、parkrun本部は調査を行います。この調査結果に基づいて、リザルトが削除されることがあるかも知れません。いかなる場合でも、単純なエラーを以外でイベントチームはリザルトを削除しないでください。

 

parkrunボランティアのご紹介:ヘイリーさん

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私は、昨年のクリスマスからイギリスのアンカーズホルム・ジュニアparkrunにボランティアとして参加し始め、今では4歳の娘と7歳の息子もボランティア仲間に加わりました!あと少しで、子供たちは10回、私は25回、それぞれ初めてのボランティアマイルストーンに到達するところです。毎週朝早くからイベント準備に携わったり、イベント後に片付けを手伝ったりするのは、とても楽しくてやりがいがあります。今では、イベント用具を簡単に持ち運べるよう、大きなかごを持参するようになりました!

 

世界中のみなさんが、ボランティア、ウォーキング、ジョギング、ランニングまたは観覧を通して、7月もparkrun参加を楽しんでくださることを願っています。

 

 

parkrunグローバルオペレーションマネージャー
ジェームズ・ケンプ

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