天気のいい日は富士山も見える自然豊かな、青梅丘陵地parkrun
1年を通じて登山客やトレイルランナーで賑わう東京の西の端、秩父多摩甲斐国立公園の玄関口にある青梅市で、2022年5月14日青梅丘陵parkrunがスタートしました。この地域で1967年から続いている青梅マラソンは、人気の大会で、毎年国内外から約1万5千人のランナーが集まります。
「青梅でparkrunをやるなら青梅丘陵で開催したいと思っていました。青梅丘陵は木々に囲まれてとても気持ちのいいコースなので、毎週ここでみんなと運動できることが楽しみだったからです」とイベントディレクターの森村さんはこの地で開催した思いを語ってくれました。
青梅丘陵parkrunのコースは日本で唯一のトレイルコースで、休日の朝に散歩したり、走ったりしたくなるような美しいコースです。スタートしてすぐ急な上り坂あり、坂を登る途中では天気が良いと富士山が望めます。木々に囲まれ、夏は涼しく新緑がとてもきれいです。四季の移ろいを感じられるとても贅沢なコースとなっています。
「毎週ウォーキングで参加される方が、最近は最後尾確認係のボランティアも担ってくださっています。中には、親子連れの参加者もいます。parkrun参加者ではなく散歩している人達とも顔馴染みになり挨拶をするようになったのも楽しいことです。いつか、parkrunにも参加していただくようにお誘いしています!」
「大好きな運動を通じて地域の方々との繋がる場を作りたかいという思いがありました。地域と繋がるという共通の目的で集まってくる方々とのコミュニケーションが楽しみです」と森村さんは話しています。
そして、朝から笑顔が溢れて気持ちがいいことやボランティアしていることを感謝されること、様々な年代の方と関われる、他の地域のparkrunメンバーと交流できることなどparkrunを通して得られるメリットをたくさん挙げてくれました。
さらに、parkrunで良い汗を流した後もお楽しみがたくさん用意されています。近くに温泉があるので、立ち寄ることも、少し足を伸ばして日本酒の酒蔵を見ることもできます。走力のある方はさらにそのままトレイルコースを走りにいくのもおすすめです。
開催して2ヶ月ほどになりますが、今では地域の散歩している方ともすっかり顔なじみになり、毎週挨拶を交わしコミュニケーションをエンジョイしています。
見所満載の青梅丘陵parkrunの皆様、これからも美しい景色に包まれながら、地域の方と楽しく、土曜の朝を過ごしてください。
レポート:福島洋子