オーストラリアの奥地にあるBroken Hill Racecourse parkrunは、最も近いparkrunから300km以上離れています。これまで57回(最新の参加回数はこちら)コース誘導係のボランティアをしてきたマリア・ケリーさんは、土曜の朝、野生動物に囲まれながら砂漠でparkrun参加者を応援することが、彼女の一週間のハイライトであると話します。
私は54歳の女性ですが、毎週土曜日の朝はパジャマでダラダラと過ごすことは幸せです。でも、そうしていたら、健康でいられるはずもなく外の世界を楽しむこともできないでしょう。
私たちのparkrunはオーストラリアの奥地にあるのですが、私がこのコースを気に入っている理由は、毎週その場所が微妙に違う環境になることです。洪水のような雨が降ることもあれば、焼けつくような暑さに見舞われることもあります。お気に入りのボランティアの役割はコース誘導係です。静かで平和で、鳥や時には野生の動物にも出会えるからです。私にとっては、静けさがすべてです。
ボランティア活動の喜びは、人を支え、励まし、そしてそれを自分に返ってくることです。双方向の喜びがあり、自分が与えたものは自分に返ってくると信じています。見ず知らずの人と2秒だけしか話せないこともありますが、その2秒でも十分に幸せな時間を過ごすことができ、その人の一日を楽しくすることができるのです。
私たちのコミュニティはとても辺鄙な場所にあり、一番近いparkrunは300キロも離れているのです。遠隔地にあるコミュニティの課題とは、人口が少ないのである程度以上の人数を集めることが難しいことです。parkrunは、健康的な理由だけでなく、社会的な理由でも集まれる、別の形のコミュニティです、本当に良いものだと思います。
parkrunを通じて知り合った人の中には、以前会ったことがあるのに打ち解けることができなかった人でも、今ではparkrunという共通の話題で盛り上がる仲間になっている人もいます。parkrunは、社交の輪を広げ、さまざまな職業の人と知り合える方法であり、私たちのコミュニティに外の世界とつながる方法を提供してくれているのです。
私は喜んで、ただ砂漠の中を歩き回り、毎週のparkrunで人々を誘導します。それが私の幸せな場所です。
マリア・ケリー
ジャネット・リービッヒさんは熱心なparkrun参加者で、昨年の夏、乳がんと診断されるまで毎週土曜の朝はparkrunに参加していました。parkrunコミュニティが彼女の人生にとって重要だと気付いたのはその数週間、数か…
今週はparkrunアンバサダープログラムの10年を振り返ります。 アンバサダーの役割はより多くの人々がparkrunとつながり、知識を共有し、コミュニティの健康と幸せをサポートすることを可能にしました。 …