先週の土曜日、parkrun創設者のポール・シントン-ヒューイットが500回目のparkrunを達成し、500マイルストーンクラブの仲間入りをしました。10年間、毎週parkrunで、2,500キロを歩いたり走ったり、新旧の友人と数え切れないほどのコーヒーを飲んだことになります。本当に素晴らしい成果です。
ほとんどの人は、このようなマイルストーン達成を祝うには慣れ親しんだホームイベントを選びますが、ポールは地元のブッシーパークから500マイル以上離れた、ドイツのフライベルクにあるディーツェンバッハparkrunに参加しました。
ディーツェンバッハparkrunは、ブッシーparkrunからかけ離れています。ブッシーparkrunは18年前に始まり、毎週1,000人以上が参加していますが、ディーツェンバッハparkrunは1年前に始まったばかりで、毎週少人数が集まる小さなイベントです。その違いはあっても、仲間意識やコミュニティ意識はこれ以上ないほど似ています。
新しい土地では言葉の壁や文化に戸惑うこともありますが、土曜日の朝、公園に足を踏み入れると親しみを感じます。馴染みのあるボランティアビブスを着た人々が集まり、人々が出会うことで興奮したエネルギーが生まれ、parkrunという共通の理解があります。
parkrunの素晴らしいところは、世界中どこにいても、ディーツェンバッハparkrunのように30人規模のイベントでも、ブッシーparkrunのように数百人規模のイベントでも、いつも同じように歓迎されることです。
世界2,500ヵ所以上に、こんなにも親しみのある身近な場所があることがわかると、心が温かくなりませんか。
どんなに孤独を感じても、どんなに文化の違う町や都市でも、同じ志を持つ仲間が土曜日の朝、静かに目覚ましで起き、コースを設定し、ボランティアに説明し、あなたを迎え入れるのを待っているのです。そして、それはとても特別なことです。
あなたのバーコードは、parkrunコミュニティー内のパスポートのようなものです。親戚の家や家族旅行に行く時、出張の時、近くでイベントがあるかどうか調べてみてはいかがでしょうか。あなたの一日が変わるかもしれません。
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