ニュース - 2023年08月29日

ケープタウンからポズナンへ

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マイケル・ジョージさんは南アフリカの地元のparkrunイベントに参加し始めて、毎週土曜日の朝に繰り返しイベントに足を運びたくなる理由が5つあることに気づきました parkrunのどんなところに魅力を感じるのか、そして祖国ポーランドのイベントに参加した際の体験談を話してくれました

 

私がparkrunを知ったきっかけは、弟のドミニクが南アフリカで初のparkrunイベントとなったヨハネスブルクのデルタparkrunに参加し始めたことでした 

 

2013年7月、 parkrunに参加したいと思っていた私をドミニクが一緒に連れて行ってくれました。ケープタウンの海岸に面した街、ブルーバーグストランドのビッグベイ、冬真っ只中、当時のコースは海沿いの通りでした。これが私の最初のparkrunです 

 

parkrunners at Big Bay parkrun

 

一度参加してみると、夢中になってしまう理由がたくさんあることに気づきました。

 

  1. 毎週土曜日の朝に、弟夫妻に会えることは週末の楽しみとなり、parkrunの後には頻繁に一緒にコーヒーを飲みに行くようになりました。
  2. parkrunが定期的に行われる計時イベントで、人々が自然の中で親交を深められるところがとても魅力的で、週末をスタートさせるのにうってつけのアクティビティです。
  3. parkrunのおかげで、悪天候の時でもアクティブで居られます。必ずしも気分が乗らない時があっても、その日、そのイベントでしか巡り合えない新たな出会いがあるかも知れないので、ひとまず足を運んでみることにしています。
  4. 定期的にボランティアもしています!初参加者歓迎係は、人との繋がりを大切にし、自分自身の経験を分かち合うことができる役割なので、やりがいを感じます。parkrunそのものが素晴らしい経験をさせてくれますが、ボランティアとして参加することで、その喜びが倍増します。
  5. 12歳で難民となり、離れなければならなかった祖国にいる家族と、parkrunの楽しさを分かち合うことができます。

 

最近、甥のイーサンと一緒に、ポーランドの郊外、ポズナンにあるイェジョロ・スバジェンツキエparkrunに参加する機会に恵まれました。 

 

成人してからの大半を南アフリカで過ごしてきましたが、今でも私にとっての故郷はポーランドです。イェジョロ・スバジェンツキエparkrunへの参加は、心温まる経験だったと同時に悲痛な気持ちを思い出させるものでもありました。  

 

Poznan parkrun briefing

 

ボランティアチームは素敵な方たちで、私がどんな人物なのかとても興味を持ってくれました。というのも、私の母国語はポーランド語なのですが、祖国を離れて長い年月が経つので、訛りがあるのです。なので、私が何か一言発すると、まず「どこで過ごしてきたんですか?」と大抵の人に聞かれました 

 

地元の方々と交流して話に花を咲かせたり、真夏に湖沿いの緑豊かな道を走ったりできたことに、特別な喜びを感じました。

 

まだポーランドに住んでいる従姉妹の一人はと甥がポーランドを訪れていたあの朝一緒にparkrunに参加して、とても楽しい時間を過ごしました私がビッグ・ベイparkrunでイベント準備、ボランティア、またはウォーカーやランナーとして参加している時、彼女も同様にポーランドでイベント参加を楽しんでくれることを願っています

 

 

マイケル・ジョージ 

 

#loveparkrun

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