私が、柏の葉parkrunを知ったきっかけは、ランニングに特化したSNSです。エントリーしていた大会がコロナの影響により4大会連続に中止になり精神的に大きなダメージを受けました。
そのような時のモチベーション維持するために「無料」「誰でも、どんな運動スタイルでも」というparkrunに惹かれて参加しました。
parkrunに参加してみると、とにかく集まってくるメンバーの人柄が良かったこと。また、同じくらいの走力の人がいて、自分のレベルの方と競えた事、大会が軒並み中止になっていた当時、モチベーション維持の貴重な場となり参加する回数も増えました。
そのようなparkrunとの出会い後のある日、私と小学3年生の子供と自宅近所を3キロ程ジョギングした事があったのですが、それが楽しかったようで「また走りたい!」と言ってきまして…
「じゃあ、parkrunに行ってみる?」と誘ったら「行く行く!」 という感じで参加させて頂くこととなりました。
parkrunへ行く途中の車内で私と相談し、子供自ら「30分で完走!」という目標を立て、スタートしました。
しかし、走っている途中でその目標の達成が難しい事がわかりました。
走ることを止めてしまうかと思ったのですが、子供自ら「目標を40分に変える」と言って、休みながらも走り続け、ゴール手前で「40分」も過ぎてしまいましたが、それでも諦めずにラストスパートをかけ「41分」でゴールとなりました。
5キロは小学3年生にとっては長旅だったと思います。
私が驚いた事は、子供が自ら「具体的な目標」を立ててきた事と、目標を達成できなくなっても「最後まで諦めず」に走り続けた事です。普段の様子からは想像できない新たな一面を見る事ができ「成長しているんだな」と感じる事ができました。
また、小さな頃から多くの年代が集うコミュニティに参加する事は素晴らしい事だなとも感じました。
parkrunが好きなところは、ランニングスタイルの人たちと出会い、一緒に練習したり、大会に出場したり、知らない世界を教えてもらったりと刺激をもらえる事です。また、集まってくるメンバーの人柄が本当に素晴らしく、parkrunを始めてから友人が増え、今も増え続けています。
普段は家庭と職場という狭い世界にいますが、その世界以外の人と関わりをもてる事も楽しみのひとつです。
私は、とにかくparkrunへ参加して、勇気を持って誰かに話しかけてみてください!世界が広がります!と全ての方へ教えたいです。
子供も「達成感」を感じているようで「また行きたい」と言っていますので、近日中にまたparkrunへ参加します!
吉田 高量
#loveparkrun
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