default - 2023年09月19日

parkrunで生まれ変わった

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2020年夏、コロナ禍中で娘と共に夫を看取りました。喪失感に陥る中、私の朗読表現活動、娘のピアノ演奏活動も休止状態が続き、引き篭もる日々が続きました。

 

そんな時、娘がたまたま加入したばかりのVitalityで、parkrunを見つけました。自宅から車で30分位の光が丘公園で開催しているとのこと。全く運動をしていなかった私達ですが、ウォーキングでも良さそうだったので、2022年2月末、思い切って光が丘公園parkrunに出かけてみました。

 

「5kmを走らなくても歩いても良いんですよ。」と、声をかけてくれた若い男性の最後尾確認係の方と一緒に歩きました。緑に囲まれた公園の空気は優しかったです。コースはまるで森林浴のようで解放されました。「歩くの速いですねぇ」と感心され、タイムは55分でした。心地良かったので、それから毎週通うようになりました。

 

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早歩きで徐々にタイムを上げ、頑張っていた所、ボランティアの方から「5km走れるようになると良いですね!」と声をかけられました。実は、軽度の半月板損傷なのですが、整形外科医はニコニコしながら「今の時代は、運動しながら治すのですよ。」と一言。

 

インソールを作り、リハビリにも少し通い、自分の身体と向き合ううちに、ついに5km走れるようになったのです!!!少し筋肉も付いてきました。35分で完走できた時、「継続は力なりですね」と、ボランティアの方が言って下さいました。

 

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毎週金曜日の夜、お弁当を作り、土曜日はAM7:15に出かけます。parkrun に参加後、急いで車でお弁当を食べ帰宅。娘は直ぐに仕事に出かけます。これが生活の一部になりました。

 

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parkrunは、世界22ヵ国で毎週土曜日に開催されていると知りました。光が丘公園にも海外からの参加者が多いので、旅行好きの私達は「いつか自分たちも海外のparkrunに参加してみたいなぁ」と、強く思うようになりました。

 

コロナも収まり、観光とparkrunが出来る旅行先を探し、遂に念願を叶えました!20239月、ノルウェーのToyen parkrunに参加して来ました。参加者は84名。海外からは、イギリス、ドイツ、そして私達日本からでした。アップダウンのある自然な丘陵で、キツかったのですが、国を超えて笑顔で交流出来た、とても良い時間でした。 

 

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海外でもボランティアの方々があってのparkrunだと、実感しました。来年は、後期高齢者になりますが、parkrun で健康を保ち、都合のつくときは、ボランティアとしても参加し、又、可能な限り色んな国のparkrun を味わってみたいと思います。

 

小口ゆい&彩子 

 

#loveparkrun

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